見る前から予想はついていたけど、やはりB級ジャパニーズホラーでした。
髪に纏わる女の子の怨念の話です。
栗山千明ちゃんの髪は確かに綺麗でした。
佐藤めぐみちゃんは個人的に大好きな子なので、出演してくれていたのが嬉しかったです。
CGがしょぼかったのが残念。
特に目から髪が生えるというのが、リアリティが出てなかったから逆に萎えちゃいました。
舌から毛が生えるのは結構リアルだったのは、そこだけCGじゃなくて実際に毛を使っていたのでしょうか。
大杉漣さんが毛を愛する異常な死体管理人を演じていて、それがかなりキャラ的に確立されていて気持ち悪かったのが良かったです。
この映画はコメディ・・・と捕らえていいのでしょうか。
何となくコメディっぽいところがあって、でもオカルト色を全面に出したいのならコメディと言ったら申し訳ないし、コメディであったら失敗だし、コメディでなくても失敗ということなので、どちらでも構いませんが、中途半端です。
特に毛や美容院が恐くなるといったような恐怖感はなく、どちらかというと見知らぬ男たちに拉致られて内臓と髪の毛を生きたまま奪われて家族に会えないまま死んでいくのは嫌だなぁという現実的な危機感を感じた映画でした 。ホラー映画なのにPVが入っている斬新さ。ヘアー、ヘアー、Myヘアー♪って歌が気に入った。
全体的にホラーっぽい感じもしない。楽しげに制作する園子温さんが目に浮かぶようだ。
怖いというか濃い。
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