永遠のコメディー名作でしょう。
私は、このアダムスファミリー以上のコメディー映画を知りません。
本当に、大笑いしては心に残る名作です。
アンジェリカ・ヒューストンとラウル・ジュリアの、 この異彩を放つ演技、この2人の夫婦演技は最高です。
子供役のクリスティーナ・リッチとジミー・ワークマンも、大人に負けず劣らずの演技派。
子供も大人も、広い年齢層で楽しめる映画です。
ストーリーは、陽気なパパのゴメスと陰気で妖艶なママ、モーティシア。
内臓好きなお婆ちゃんグラニーに、変死体マニアの長女ウェンズデー、毒薬マニアの長男パグズリー、執事のフランケンシュタインそっくりなラーチ、そしてペットの生きた手首ハンド。
丘の上のアダムス一家はいつも仲良し、家庭円満。
両親は子供に邪悪な精神や不幸を喜ぶ心を教育を施し、不幸せいっぱいな日々を過ごしていた。
だが、そんな幸せな不幸?も続かず、売れない弁護士タリーは、アダムス家の莫大な財産を狙い、25年間行方不明になった、ゴメズの兄のフェスターを利用し、金儲けを企む。
タリーに金を貸しているクレイブン夫人は、息子のゴードンがフェスターにそっくりだと聞き、息子をフェスターに仕立て、アダムス家の財産を乗っ取ろうと、アダムス家に乗り込む。
死んだと思っていた兄が、ひょっこり帰って来たのだから、ゴメズは大喜び。
しかし、他の家族は、ソレが偽物ではないかと疑い出す。
フェスターとして乗り込んだゴードンは、一家の異常な生活ぶりに驚くも、試行錯誤して、一家に馴染もうと努力をするのだが…。
痛快なコメディです。
始終、笑いまくります。
コンナ一家が居たら、イヤだなーとは思いますが、映画の中ですので、拒絶感はなく、寧ろ、一家に感情移入しやすいですね。
奇人変人の一家の織りなすストーリーは本当に面白いです。
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