海外の人気アニメを映画化。アメコミのダークヒーローゴーストライダーです。
「大きな過ちを犯した人間は、一生その罪を償っていかなければならないのか。」と、ジョニーが、乗り越えるべき己の壁のようなものを語ったときは、ちょっと引き込まれたが、それが後半に生かされることは無かった。
原作は知らないので、設定に、違和感を感じることは無かったが、戦闘はあまりかっこよくなかった。
四天王のような、部下達との戦いが、あまりに子供だましで、なんだかアホらしく、そういう意味では微笑ましかった。
鎖で、たつ巻き起こすまで、その場所で待っている敵って、意味がわからん。
まぁ、敵が全員弱すぎた。
ブラックハートは、以前アメコミで読んだことがあり、ゲームにも登場しているので、結構期待していたんだが、結局人間の姿から変化することはなかった。
スコップに隠してある契約書とか、一緒に街まで走ったら役目を終えるカウボーイとか、ビックリするほど適当。
ストーリーは、投げやりだと思う。
ゴーストライダーになっている時に、強盗に刺された肩が、人間に戻ってから傷になっていたのに、警官に囲まれて、体中に銃弾を打ち込まれても、人間に戻って傷一つないのは何故なんだろう。
俺にとっては、毒にも薬にもならない映画だった。
敵と戦うよりも、バイクで街を破壊するシーンが、最もスカっとした。
まさに息抜きです。何も考えずに、純粋に楽しむ映画としては良いのではないでしょうか!
コメントをするには会員登録が必要です