コリンズ家はヨーロッパからアメリカへ移住し、水産業で小さな港町を作った。
ところが一人の魔女に魅入られたため、コリンズ家の跡取りであるバーナバスは呪いをかけられヴァンパイアになってしまう。
魔女の愛を受け入れなかったために鉄の棺に閉じ込められた。
200年後、工事によって棺が掘り起こされバーナバスは再びこの世によみがえることとなる。
果たして彼の運命とは。
ジョニーデップやし面白いと言えるな。
ストーリー的にはもうひとつ。いや、もうふたつくらいか。
現代と過去のギャップもいまいちなかったし、なんていうかすべて浅い感じ。
もっと面白いかと思ったわ。
ええ~って言うのが結構あったし。
蘇ってから人の良さそうな人たちを殺すのも、うーんな感じやし。
恋人もさ、生まれ変わりとかそういうのなのかどうなのかよくわからんし。
おまけに小さな頃からずっと精神病院に閉じ込められて虐待受けてきたわけやんか。
精神に異常をきたしててもおかしくないやん。
まぁ、ちょっとおかしな感じではあったけども。
なんか運命の恋人としてはどうかと思うわ。
魔女だってなんで200年も生きてるのか。
なんかストーリー的にいまいちのめり込めなかったな。
女の子もオオカミ人間って唐突すぎるやろ。
なんだかなぁ。
ただただジョニデの魅力でもってる映画やな。
耽美的なこともないし、笑えるわけでもないし、なんていうか中途半端な映画やった。
コメディに徹するならもう少し笑いも入れて欲しいし、笑いの中にブラックを入れるっていうなら、もっとグロくしてもいいわけで。
恋愛も、ヴァンパイアの孤独や悲壮感も、笑いも、魔女も、家族愛も、どれもこれも中途半端で観終わって心に残るものが全然ない。
ラスト、あいつが目を開けるのも想定の範囲内。
全然意外性もないしどんでん返しもなし。
登場人物すべてちょっとどこかおかしい…という感じは良かったけどね。
なんかもっと面白くできたのに勿体ない映画でしたわ。
ティムバートンの独特の世界もいまいちな感じで、セット臭にちょっとうんざり。
ただひとつ、ドラキュラ伯爵役で一世を風靡したクリストファーリーが出てたのは面白かったw
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