正直ストーリーはちょっとゴチャゴチャし過ぎな気はするし、随所に「なんでやねん!」とツッコミたくなるポイントも存在します。ラストのプロメテウス号の特攻シーンとかね。武器装備してねえのかよ!『エイリアン』シリーズの延長で作品を捉えると、許せないと思う人も多いのかな。
しかしお金はかかってて作りはかなり重厚だし、登場するクリーチャーのグログロヌラヌラ感は割と好みw 鑑賞後になんかよく解らんけどすげえ!って気分は味わえる映画ではないかな~、と個人的には思います。
やっぱり一番の見所はグロ描写でしょうかw
私が最も記憶に残ったのは、ショウ(ノオミ・ラパス)のエイリアン出産のシーン。お腹開いた後はホチキスで縫合する未来の手術。もうむっちゃ嫌なんですけど。産まれたエイリアンの気持ち悪さも良い感じ。刺身にしたら案外美味しそうですが。
アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)が破壊されて首だけになる流れは、完全に『エイリアン』のオマージュですね。口からなんか白い液吐いたりして。というかマイケル・ファスベンダーの顔の作り物感がピッタリはまるw
勿論グロ以外の映像も最新のVFX技術が駆使されてます。エンジニアの船のコックピット内のホログラム映像あたりは、なかなか斬新で面白いと思いましたよ。というわけで映像面では割と満足。
キャストについて。
主演のノオミ・ラパスは正直微妙かな~。そんなに色気もないし。ちなみに剛力彩芽の吹替は10分くらい聞いて、もういいかな、とw まあ観るなら字幕でいくのが正解でしょね。
本作でおそらく一番美味しい役どころだったのがマイケル・ファスベンダー。この人も次作に出番繋ぎました。近年の話題作にバリバリ出演してるイメージですが、あまり出演作観てないな。『300』と『バイオレンス・レイク』だけか。多分その二本じゃ彼の魅力を全く理解できてないですよね私w なんかオススメあったら教えてください。
シャーリーズ・セロンって凄く美人な女優だと思うんだけど、今回はやや悪役寄りでしたね。転がるエンジニア船の下敷きになる凄惨な死に様。ていうか横に逃げようよ。
そいえばガイ・ピアースって何処に出てたんだ?と思ったら思い切り老人メイクだったのね。そら判らんわ。てかこの役誰でもいいな。
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