ルール 監督はジェイミーブランクス

いわゆるホラーの定番中の定番であるティーンエイジホラーだ。邦題は「ルール」、1998年公開で、監督はジェイミー・ブランクスです。原題は「Urban Legend」、都市伝説ということですね。原題のままの方が良いのに何故わざわざ変えたのでしょうか?疑問です。
都市伝説そのままに起こる連続殺人に巻き込まれた大学生たちのお話です。一度は聞いたことがある、アメリカの都市伝説がふんだんに登場するので、「あっ、この話知ってる」という風に楽しめます。
ただ恨みつらみで殺されていくわけでなく「都市伝説」を絡めているのが新しい(と言っても少し古い映画だが)
しかしアメリカの都市伝説なんてよくわかんないのでハテ?といった殺され方もあるにせよ、日本にもまことしやかに流れる都市伝説と同じものもあって興味深いです(ガソリンスタンドのやつ)。ま、日本の都市伝説の1部はアメリカの受け売りなんだろうけど。
テイスト的には13金にファイナルデスティネーションシリーズをまぶした感じ。純然たるホラーというよりホラーサスペンスといった具合
1作目だけに結構しっかり作られていて、怪しい奴わんさかだし、犯人が最後までわからなかったりで意外に楽しめました。
この手のホラーにありがちな「犯人準備良過ぎだろ」「移動速すぎ」という不条理さもしっかり組み込まれてて、ある意味安心して最後まで観られます。
結局、オチを知ってしまうと「他の奴等は殺さなくて良かったじゃねえか」感もありますが、ま、1人殺されて終わってもしょうがないのでその辺は良しとします。
ラストも良いです。
正直微妙だと思ってたので嬉しい誤算でした。
こうなるとシリーズ制覇したくなります。