アタック・オブ・ザ・キラー・トマト c級映画

B級映画を好む人達にはこの映画はちょっとした語り草のような存在になっている。
セットとか街を転がるトマトとかいろいろお粗末で、「これ絶対わざとだろ」とすら思う場面が盛りだくさんで笑おうと思えば結構笑える。
おおまかなストーリー書くと、えーと、ある日アパートの一室で女性の変死体が見つかるんだけど、手がかりは遺体のそばに落ちていた潰れたトマトだけで、でも実はそれがとても恐ろしい事件の幕開けだった・・・。と言ったところです。
あとはタイトル通りなんだけど、でもトマトあんまり何もしてないんだよね。。。
死体にトマトが飛び掛っていくとかそんなシーンがあるけど、その死体だってトマトが殺したというより、街中をコロコロ転がってたトマトを見た人が勝手にバタバタ倒れて行っただけで。トマトからしたら「・・・え?何もしてないよ?」とか思ってたかもしれない。
登場人物もキワモノばかりで、どう見ても泳げなさそうな肥満体型の水泳の達人やら、潜っているだけの潜水の達人やら、なぜか開いたパラシュートを引きずりながら外したがらない軍人とか、突然変な歌を歌いだす脇役などなど、人格に問題がありそうな人たちで大方固められている。
一度観れば、二度と観ない。本当の本当に時間を持て余し、何が何でも時間を潰さないと死んでしまう!そんな状況になったら僕は迷わずバック・トゥ・ザ・フューチャーを観るだろう。この映画が選択肢に上がることはない。
でもバツゲームとして友達に見せるのも良いだろう。