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ニューヨークの若き司祭アレックス(ヒース・レジャー)は、恩師ドミニク(フランチェスコ・カルネルッティ)の自殺を知らされる。不審に思い遺体が発見されたローマへ向かったアレックスは、そこで何らかの儀式の痕跡を発見する。仲間と共に調査を行う中、浮かび上がったのは「シン・イーター(罪食い)」の存在だった。
ずっと観たかったんだが、なかなか見付からず諦めようとしていた矢先、意外なところで発見。
何とも皮肉な…オカルト・ホラー。
怖いってより悲しいね。
ヒース・レジャーが司祭役。
ミサを執り行う様子は細部まで描かれている。一つ一つ丁寧にこなす姿は役に対する熱意をも感じるな。
悪魔払い、神がどうとか言ってるからエクソシストと被りそうな内容だけど、全く違って「罪食い」を主に話が進んでいく。
残念だったのは“罪”がクラゲみたいだったこと。もっと何か無かったのかな…黒煙とかさ。CG使ってる割にはそんな違和感無かったが…。
司祭にしては今までのイメージと少し違うなあと思ってたら観ていくうちに成る程~となる。反抗心が有るアレックスと用心深いマーク、バランスの取れた二人だからこそストーリーも成り立つんだろうな。
前半はアレックスの成長が主。後半からはまあ終盤に向かってちょっと盛り上がって来る。結果、成るべくしてなったという感じがEDの自信ありげな雰囲気から分かる。
監督がヒマワリ好きだからか、劇中ヒマワリの描写が多い。幽霊役で出てるのは助監督らしい。ロボコップで有名なピーター・ウェラーも出演していて驚いた。