Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~ 完璧なる殺人

Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~。
最初の殺人を犯すときの主人公のケビン・コスナーさんの演技が良かったです。思いきり気持ち良さそうな表情を浮かべてました。完璧な仕事は見てて気持ちがいいし、美学さえ感じてしまう。
第1幕の終わりで、たまたま殺害現場の写真を撮った男に脅されて。物語が動き始めるところから、なかなか変わった設定で話が進んで面白かったです。
他の映画なら、設定が逆で。たまたま殺害現場を目撃してしまった男が殺人鬼に追われたりしますが。この映画は、逆です。
んで、殺しの方法を教えていくという展開も面白かったです。
主人公のプロフェッショナルな仕事ぶりが、新鮮でした。
そして、娘のトラブルメーカーぶりに振り回される設定もとても良かったと思います。
同時に主人公を追う、女刑事の物語もありますが。これは、今ひとつでした。
結構、偶然に主人公に迫る感じがして。あまり凄腕に見えなかったです。
クライマックスで、銃撃戦をしますが。それも結構、たまたま通りかかった感じでしたもの。
離婚問題に悩んでいる姿しか印象にないです。
前半から中盤は、最高に面白かったですが。
第2幕の終わり。
2度目の殺害をして、脅迫男との決着をつけるところと。その女性刑事の銃撃戦と。それまで、丁寧に進んでいたわりに。結構、強引に展開してしまう感じで残念でした。
娘のために、ある事をする主人公の葛藤は面白かったです。
今まで、観たことない感じでした。