アマゾン奥地の「緑の地獄」と呼ばれる地域で消息を絶った軍の小隊。そのなかには国会議員の娘サラも含まれていました。ということで彼女たち小隊の捜索の為に編成されたのが、坊主頭のタフな少尉さんを筆頭にしたコマンドー部隊と現地ガイドと捕虜の一行。余談ですがこの現地ガイドの人、二人ほど前作『食人族2』に出演されてる方がいらっしゃいますな。面倒なので俳優の名前は確認しませんが。
かくして彼らは「緑の地獄」へ乗り込みますが、そこで彼らが遭遇したのは恐るべき食人部族の皆さん。さあ序盤からバトル盛り上がりますよ。
最新鋭の武器を手にしてるんだからこれコマンドー部隊の圧勝だろ!と思ったらこれがなかなかそうもいきません。ジャングルには食人族だけでなく、毒蛇だの毒蜘蛛だのって自然の脅威もいっぱいだしね。足を毒蛇に噛まれたんでその足を切断しちゃうんだけど間に合わなくて死んじゃったりとか。それダブルで痛いだけだな!
今回の食人族さんは、仕留めた死体の皮を剥いで樹上に括りつけてたりもします。『プレデター』のパクリですね。
無駄にジャングルに生息する生き物を殺して食べる描写も相変わらず。今回はブタさんが生きたまま腹裂かれてます。その後スタッフが美味しく頂きました、でいいのかなw
先に行方不明になってた小隊はサラさん以外は食われて骨だけになってます。彼女が唯一生き残ったのはブロンドの髪が珍しかったから、だそうで。しかし生き残った彼女もおっぱい丸出しで囚われの身です。なんとか彼女を救い出したコマンドー軍団ですが、怒り狂った食人族の皆さんに追い詰められ、一人また一人犠牲者は増えていきます。
果して、彼らコマンドー部隊はサラを救い、「緑の地獄」から脱出することができるのでしょうか…?
『食人族』で取られたPOV手法は今回も完全無視、おかげでこのシリーズが普通のグロ映画に成り下がった感はどうしても否めませんな。そのグロ描写も続けて観てると徐々に飽きてくる単調さ。不貞を働いた部族の女の局部をグチャグチャにする儀式がきっついな~、と思ったくらいか。
マシンガンぶっぱで倒される食人族の皆さんの部位破壊描写もちょっとあっさりめ。ゾンビ映画だとゾンビ側がぐっちゃにされる映像も結構な割合で見所になるのですが、その辺がちょっと物足りないな~という気もする。
ということで、これまたマニア以外にはちょっとしんどい作品だと思いますw
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