ジャケットのシワクチャ(劇中でもそう言われている)おばさんは私的には見た目結構怖いです。こんなんが『がるるる』て夜中襲ってきたら間違いなくチビります。
最初は死者の怨念だとか死霊を甦らせる儀式だとかで『死霊のはらわた』ぽいんやけど、ここで出てくるのがなぜか関西弁のお色気専門ノータリン女と九州弁のヤク中バカ男。
『外人が九州弁しゃべってもヨカばい〜』とか言うてますよコレええんですか??
前半フザケとんのはこの2人の台詞だけで、ショボい合成画面ながらもこの怨霊ぽいシワクチャおばさんが次々と人を殺していき、怖い映画作りたいんやなっていうのはボチボチ伝わってくるんやけど後半からいきなりガラッと雰囲気が変わってゾンビ映画に。おまけにシリアスぽかった主役の中国系な女がまるっきりクルクルパーになってしまったりそのへんから監督・脚本まで変わってしまったかの如く完全ギャグ指向にチェンジ。
かなりボケた台詞がポンポン出てくるのだが、これに対してちゃんとツッコミもご丁寧にしっかり返されるのでほんまにコントとしか思えない。
ツボに来た台詞が『旧型のゾンビなら簡単に殺せる。でも新型のゾンビは手強いぞ、走るんだから!』
不覚にも後半のゾンビがわりとイケていたと思ってしまったのと、テンポよく交わされる漫才台詞にフハハ〜と笑ってしまった。
ラストはありがちやけど、まあ無難にハッピーエンドで終わるよりはスカッとするかも。でも予告編でオチ流したらいかんやん!
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