バーサーカー 酷い映画。

洋画といってもピンキリなことを再認識できる一作品です。これはホラー映画ではあり、コメディです。そう云っても可笑しくない映画。
B級ならぬZ級のカオスっぷりでした。劣化版悪魔のいけにえ(比べるのもおこがましいですね、ハイ)って感じで、何というか…お前等どうしたいんだw
今まで見た映画の中でJesus Christを叫びたくなってしまった映画です。そん位に展開が意味不明&お馬鹿でB級さ加減が有り得ないのです。
映画のストーリーは適当やしキャラクターの個性が売りらしいけど、キャラ設定が安直すぎる、セットが学芸会レベル、そして殺人鬼の癖にむちゃくちゃ情けない・・・・。
ここまで良い所を見つけられない映画を見たのは始めてです。敢えて良い所を一つ言うとしたら、B級ファンにはたまらない、というとこでしょうか。
作り手側的にはホラー映画のつもりらしいのですが、ホラー映画なのかギャグ映画なのかハッキリと分りません。
恐らく、何も知らない状態で見てたらこれもアメリカン・コメディやと思うでしょう。
シュールあり、お笑いあり、恋もあり。
B級らしさがたっぷりと詰ったカオスな作品です。ブレイン(ブライアン)が良い味出してる。
彼が全裸で街を走り抜けるシーンが強烈だ。
まさか、ホラー映画で、ニューヨーク5番街の街中をノーモザイクでグリコ風に手を上げニタニタと間抜け面で全力疾走をする殺人鬼が出る映画があるとは今まで夢にも思っていませんでした。
酷い映画。