ストリッパーがゾンビになってしまいます!
対決映画は「キングコング対ゴジラ」フレディVSジェイソン「ハットリ君VSパーマン」など数々作られていますが合体してしまう映画はなかなか無いのではないでしょうか。
つまりこの映画は、キングコングが放射能光線を吐いたり、ジェイソンが夢の中まで追いかけてきたり、ハットリ君2号がただのサルだったりするような、ミラクルな内容なのです。
冒頭はストリッパーなど登場せず、オツムの弱そうな軍隊(女性は意味も無く露出が高い。正解!)がゾンビと戦って、その内の1人がゾンビに噛まれてしまいます。
ゾンビに噛まれた人間が躊躇無く処分される様を見て震え上がったこの男は外に逃げ出します。
この時点でストリッパーの登場は無し。
まさか、また騙されたんじゃないかと不安になった矢先、この男がたまたま逃げ込んだ場所は、なんとストリップ劇場でした!
あまりにも唐突な展開ですが、約束は果たしてくれたとホッと胸を撫で下ろしました。
そしてここからしばらくは、ゾンビなんて最初から登場しなかったかのようにストリッパーが大活躍です。
おばけカボチャコンテストかと思うようなオッパイが、右から左へと次々に登場します。
とりあえずノルマ達成といったところでしょう。
大抵のクズ映画はこの辺で気を緩めてしまい、この後はグズグズした展開で気が付くと何もないまま終了していたりするのですが、この映画はこの後の展開が面白いのです。
案の定ゾンビになったこの男が、デカパイストリッパーに噛み付き、ゾンビストリッパー一丁あがりです。
ところが、普通はゾンビになるとアーアー言ってるだけなのに、ストリッパーには特殊な耐性があるのか、普通に話をし、お客の前に行ってダンスを始めてしまいます。
おかしいだろ!と怒る人は、ここでこの映画の鑑賞を終了することをオススメします。
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