ストーリーはいたってシンプルです。
なんか突然現れたヴァンパイア軍団と、主人公達ニンジャ軍団が血で血を洗う死闘を繰り広げるって話。
ニンジャ軍団のメンツはコミックショップの店員(前作ではニートでした)とピザ屋ですけど。本作の主人公アーロンはアジア系だからまあいいか。みんなに「短小!」って言われてますけど。あと魔術を使う女子とかもメンバーにいます。
そして対するヴァンパイア軍団も色々バラエティに富んだメンツ。
ボスはそこそこイケメン銀色のマスク被ったRPGの魔法使いみたいなのとかツギハギマスクを被った大男とか。
これ80年代の週刊少年ジャンプ漫画みたいな群像バトルになってるんですよ。天桃五輪大武會みたいな。意外とそれぞれキャラは立ってて面白くなるんじゃね?と錯覚できる。
はいやっぱり錯覚でした。バトル自体はなんかビームの応酬とかであっさり終わったりするし、カタルシスは全くありませんw
でもこのバトル開始前のワクワク感は、ちょっと童心に帰った気がして私は結構楽しめましたよ。
特殊メイクは更に適当になりました(歯くっつけてるだけだしね)が、映像面では前作よりも進歩してるかな。雑魚ヴァンパイアが消し炭になる映像なんかは、決してクオリティが高いとは言えませんがそこそこ観れるレベルだと思います。
何よりも、製作スタッフが作品を楽しんで撮ってるってのがよく伝わるんですよ。ちょこちょこホラーやSFの小ネタも挟んでくるし。というわけで、B級映画に耐性のある方であれば割と楽しめるシリーズになってるんじゃないかと思います。
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