キャビン・フィーバー グロ全開

物語は非常にシンプル。キャンプ場に遊びに来た男女5人が謎の奇病に感染。更にイカレた地元民からの攻撃も加わって結局全員死ぬ、と。
パンデミックものに『2000人の狂人』のエッセンスを加えた食感ですね。そして事態が収束しないまま迎えるバッドエンド。はい私好みの映画であること間違いなしです。
冒頭に登場する野犬の死体が感染源と思われるこの奇病。身体がグジャグジャになって血反吐を吐き散らかす、なかなかインパクトの強い病気です。そして感染者の死体が浮かんだ貯水池からパンデミック!B級ホラーですがリアリティのない荒唐無稽な話、というわけではありません。
そして感染してグロ死する人々のVFXメイクは良い感じに凝ってて、これがイーライ・ロスっぽいなという気もするよ。
田舎怖い。銃社会のアメリカの方がより直接的な恐怖があるけど、日本のどす黒く湿った感覚の方がやっぱり不気味で怖いかなぁ。なんか犯人の方に同情しちゃうもん。ってちょいと脱線。
そしてB級ホラーといえばおっぱいを外すわけにはいきません。
本作に登場する女子二人がまた程よくエロい!感染しててもムダ毛処理は忘れないよ!すね血みどろになりますが。これイーライ・ロス監督の好みなんだろな。この人キャバクラ経営させたら案外成功しそう。いやあんまり同じタイプの女性集めちゃうとダメかもな。
勿論グロ全開なので万人にオススメはできませんが、この手のジャンルが好きなら楽しめる要素はテンコ盛り、の一本です。