早退したメンバーはゾンビ化してたけど感染経路等の説明は全くなし!誰か説明してくれるだろ、なんて甘い考えはいきなり捨てなければなりません。
車で逃げるバンドメン達が最初に出会うゾンビ(子供です)は顔を赤く塗っただけ!その後に登場するゾンビ達もメイクのクオリティは凄まじく低いです。しかも大量発生といっても一度に出てくるゾンビは多くても併せて10体くらい。人集められなかったのね。
しかし登場するゾンビには色々面白いのが多いです。ガス欠になった車を後ろから押してくれるゾンビとか、自転車に乗って追いかけてくるゾンビとか。たまに人間を襲わない優しいゾンビもいます。「多分生きてる時にいい人だったんだよ」と。そんな説明で終わらせるつもりですか。
ギターの子がゾンビに噛まれちゃうんだけど、このゾンビが入れ歯だったから「感染してないよね?」と。いやそんなこと私に聞かれても。
ラストはボートで海に逃げるんですが、このボートを力ありそうなゾンビに引っ張らせてます。目先に血の滴る腕をかざして。馬の鼻先に人参ぶら下げる的な。人力車ならぬゾン力車!てな感じで、マイナス方面にかなり斬新な描写は多いですね。
ゾンビ撃退のために彼らが使う道具もかなり貧乏臭いです。デッキブラシとかフライパンとかホッケースティックとか木の棒とかロウソク台とか虫取り網とか。
ふざけてんの?やっとヌンチャク見つけた!と思って振り回したら股間にヒット!子供のギャグ漫画ですか。
主人公のドラムの女の子役のエリザベス・リーさんはそこそこ美人でセクシー。この人が本作の脚本も書いてます。この人のオナニー映画だったわけですね。あとベースの男役の人は「Jun Naito」って日本人なのかな。ヴォーカルの女の子もアジア系の人でした。
映画としてのクオリティは凄まじく低いのですが、こういうの観てツッコミ入れたい人はきっと楽しめると思います。
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