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ミート・オブ・ザ・デッド 面白いわ

アイルランドの片田舎をドライブするカップル、ヘレナとマーティン。プレゼントにネックレスをもらい、そのお礼にと運転中にちゅっちゅしたらうっかり人はねちゃった!とりあえず車に乗せて病院に運ぼうと思ったら、はねられた人が後部座席からマーティンの首筋をガブリ!マーティンブチギレてこの人のど頭をぶっ潰します。この人一緒になったらDVしそうだな。
ともあれ瀕死のマーティンを救うため、ヘレナは近くにあった建物に向います。誰かいませんか~?と思ったらダイニングには蛆の湧いた料理!ベッドの上には腐乱死体!あーもうちょっとやばい感じです。そうこうしてたらマーティンが建物の中にやってきた。あれ?大丈夫なの?と思ったらいきなりヘレナに襲いかかる!完全に正気を失ってます。苦し紛れにヘレナは部屋の中にあった掃除機で応戦。ノズルを眼球にセットしスイッチオン!引きずり出される眼球!掃除機を武器に使う映画も珍しいですが、こんくらいの攻撃であっさり絶命するゾンビもなんというか。しかし、そんな彼女の前にどこからともなく更にゾンビが現れます。とりあえず逃げなくちゃ。
そんな彼女の前に現れるハンチング帽の男デズ。彼の口から語られる衝撃の事実。それはなんか変な肉食った牛が人間を襲うようになり、そして襲われ食われ死んだ人間も何故か蘇って、生き残った人間を襲うようになった、とのことでした。ちなみにメイン武器はスコップ。殴ってよし、刺してよし、ぶっちぎってよしの汎用性の高い武器ですね。
道中でかなりワガママっぽい老夫婦(偶然デズの昔の野球のコーチだったw)、そして負傷した少女(若干ピザ)を加え、ヘレナ達はゾンビの恐怖から逃れようとするのですが・・
おそらく低予算で作られた一本ですが、意外とゴア描写には工夫が見受けられます。何よりも彼らが使う武器が掃除機、スコップ、釘、ハイヒール、木片と身近にあるものばかりなのが面白い。銃社会ではない日本で、もしゾンビに襲われた時にはどう戦うべきか。その答えがこの作品に込められている。のかもしれませんw