古い孤児院にまつわる物語。スペインの田舎町が舞台。監督フアン・ アントニオ・バヨナ。製作ギレルモ・デル・トロ。2007年公開日本公開は2008年12月20日。スペイン映画。母の愛とオカルトがテーマの感動ホラー
-あらすじ-
海辺の孤児院で育ったラウラは、障害を持つ子供のためのホームにしたいとその孤児院を買い取り、夫と7歳の息子シモンと移り住む。間もなくシモンは、古い屋敷の中で空想上の友達と遊び始める。そして、この家には6人の子供たちがいると言い出し、彼らとの遊びに夢中になる。そんな息子を見て、ラウラの不安は募っていく。やがてホームのオープンを控えたパーティの日、シモンがこつ然と行方不明になってしまう。ラウラは必死に我が子の行方を探すが何の手がかりもなく、半年が過ぎていく。やがて彼女は屋敷に人の気配を感じるようになるが…。
-感想-
本作は感動作です。グロイ要素は一切ありません。ですが、随所に渡り、独特の映像手法により、音楽や暗いトーンにより怖さがでております。
母親が失踪した息子を探す話ですが、ほんとに必死でさがしています。面白いなと思ったのが導入部でやっていただるまさんころんだを最後のほうでやってあの世(?)に行くところが面白かったです。幽霊の子供たちが急にあらわれるとことが怖さを引き立てていました。
ラストが納得がいかないというかなんというか子供が死んでいるのを見つけた母親が投薬自殺をして、あの世で息子のシモンと孤児院の子供たちと出会うのですが、息子が孤児院の子供たちも世話してあげてよなんていってベットから急に孤児院が出現してラウラだね!なんて言って集まってくるのですが、バットエンドにしか見えませんでしたね。せめてあの世から帰ってきて子供と影薄い夫とまた仲良く暮らしましたっていうようなハッピーエンドであってほしかったです。ちなみに夫は・・・妻に指紋が見つかったら返してくれといった祖母の聖アンソニーのメダルが返って急にドアが開いたのを見て微笑みます。そこで夫は悟ったんでしょうがその笑顔が空気のような夫でしたがよかったです。
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