今までのゾンビ映画にはない異様な光景でした。
とにかくキャットファイトが素晴らしい。
「この腐れ女!」「だまれ、あばずれ!」と罵り合いながら互いの皮膚を削り剥がすシーンはかなり笑えます。
ストリッパーならではの攻撃方法も披露してくれます。これは必見。
それ以外の、普通のゾンビシーンも遊び心満載。
この監督は『死霊のしたたり』シリーズが好きなんでしょうか。時々似たようなシーンがあったのですが…。ブライアン・ユズナ的なノリだし。(スチュアート・ゴードンとはちょっと違います。)
首だけゾンビになった男を袋詰めにし「こんなもの、見てなかった事にしちゃおう!」と机下に蹴り飛ばしたり。
顎を裂かれた男ゾンビが人間を襲うも、口を閉じられないから食事にありつけなかったり。
男根を噛み千切って去勢してしまうシーンもあったりして。
CGもかなり使われてますが、そんなに気になりません。
ここまで楽しく仕上げてくれてるのなら、全然文句ありません。寧ろグッジョブて感じです。
ゾンビ映画だけに、やはりスプラッター描写はすごいですね〜。
最後『フロム・ダスク・ティル・ドーン』的展開を期待させといてそれが叶わなかったのが残念ですが。
とにかく、ホラー好きで良かった。幸せを噛みしめつつ鑑賞を終えました。
ロバート・イングランドも良い感じに悪役やってましたね。ハマリ役でした!
とんでもない悪役にも関わらずお茶目な感じが可愛らしい。さすがフレディの中の人!
私は知りませんが、用心棒役で本物の格闘家が出ていたようです。
格闘技ファンの方もぜひチェックしてみて下さい。
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