相変わらずアンディに熱烈な執着を見せるチャッキー。もうそれは恋じゃないかってほどに。が、第二次性徴期を迎え、全然可愛くなくなったアンディは、陸軍学校に入学していた。チャッキーは自分を郵送することでアンディの元に向かう…(ねえ、チャッキー、どうやって自分を郵便局に運んだの…?)
無事陸軍学校に潜入したチャッキー。あっさり自分の魂を宿らせる対象をアンディから黒人少年・タイラーに変更。アンディは、タイラーを守ろうとするが、相変わらず周囲には理解されず…。
今回もチャッキーは人形故に踏んだり蹴ったり。真っ赤な口紅を塗られたり、ゴミ収集車に捨てられてゴミまみれになったり、トホホな目に遭ってばっかり。だからやっぱり憎めない。
ただ、映画のできとしてはちょっと地味。チャッキーがペイント弾を実弾に交換するという大変なオイタをしたときには、阿鼻叫喚の地獄絵図が予想されたが、意外に死ぬのは一人だけ。
最後のチャッキーとの戦いにしても、チャッキーにはもうちょっと踏ん張って欲しかった。
顔が欠け、腕を失ったチャッキーには酷かもしれないけれど、盛り上がりに欠けた。あれ、もう終わり?って。
「チャイルド・プレイ」シリーズがまともなのはここまで。次作からは、チャッキーは結婚しちゃったり、子供が生まれちゃったり、もうB級馬鹿ホラーの道を突き進むことになる。
まあ、それはそれで嫌いじゃないんだけれども、3の正当な続編である4も作って欲しいなあと思っております。
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