機械じかけの小児病棟 意外とちゃんと作られている映画

イギリスの離島の小児科病院で夜勤看護師として働き始めることになったエイミー。勤務先の病院は100年以上の歴史があるが、既に閉鎖が決まっていて、病棟は1階を除き閉鎖されている。3階病棟は50年ほどまえに閉鎖され、エレベーターも止まらないように設定されている。この病院では以前から不可思議な出来事が続いており、入院している子どもたちは「シャーロット」の存在を口にする・・・。

邦題がアレなんでB級映画と思って借りたら、あらやだ、結構ちゃんと作られている映画じゃないの!キャリスタ・フロックハートが出てるだけあるわ!しかも、監督、「REC」の監督か!なるほど!

もう、閉鎖された病棟で夜勤というシチュエーションが恐すぎる。それだけでもうちびるレベル。キャリスタ・フロックハートは、「アリーmyラブ」のときとはちがって、陰鬱な表情で、そのガリガリボディが陰鬱さをさらにかき立てている。

個人的にはこういう設定がもうちびりレベルでこわいので、最後「シャーロット」の存在が明らかになったときには、もう即座に白目にして目の焦点ずらしました。ええ、「リング」ですら観たら寝られなくなりますから。

ストーリーもどんでん返しがあり、よくできている。邦題さえ何とかすれば、もっと観る人増えるんじゃないか。でもまあ、物語の内容と「機械仕掛けの小児病棟」というタイトルはあってるっちゃあ、あってるんだけどね。

ラストはちょっとほっこり。マギーは見守っていてくれるんだよね。