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チャイルド・プレイ 怖くないが映画としては面白い

上映当時アメリカ本国でR指定を受けたホラー映画の代表作。

ホラー映画としてはまったく怖くないが映画としては面白い。

アメリカの映画の年齢指定はちょっと過保護過ぎるんじゃないだろうか。

映画自体は日本の金曜ロードショーなどで頻繁に放送されていたので今までにまったく見たことがない人はあまり居ないはず。

ゲオ屋さんで借りてきて気づいたけど既に数回見ていた。

どう考えてもR指定を受けるほどグロくはない。内臓は当然でないし、血液だってほとんど出ないのに、Sawシリーズと同じレーティングはおかしい。

この映画で思うのは何より、アメリカにおけるブロンド女のイメージ。

アメリカンジョークで頻繁に登場するバカのメタファーとしてのブロンド女。

特に、人の話を聞かない・頭が悪い・ヒステリー持ち、などの典型として用いられるが、まさにこのチャイルド・プレイに出てくるブロンド女はその通り。

自分の子供が何を言っても信じない、自分の親友に起こった事件を調べてくれている刑事に対してもヒスを起こして突っぱねる、そのくせ自分の子供の言い分が正しいと分かるや否や先にあしらった刑事に、何故子供の話を聞いてやらないのかと怒鳴る。

この映画が作られたのは1989年辺りだけど、その頃はブロンドに対するガチガチの偏見があったんだろうと思う。

実際に身近にいたら嫌だろうなぁブロンド。

映画はたいして怖くなかったけどブロンド女の存在が怖いわー

アメリカンジョークに出てくるブロンド女そのものが、ここにはある!