テキサス・チェーンソー・ビギニング 本当に救いようがない

もうこんなにシリーズあるとどれがどれだかわからないよ!

「悪魔のいけにえ」をリメイクした「テキサス・チェーンソー」の続編だけれども、物語は「テキサス・チェーンソー」のエピソード1的な内容となっている(ややこしい)。

「テキサス・チェーンソー」も相当グロかったけれど、こちらも相当グロいっていうか、エグい。レザーマスクの出生の瞬間から始まるわけだが、とりあえず飯を食いながら見る映画じゃなかった。まあ、食い続けたわけだが。

「テキサス・チェーンソー」もそうだけれども、本当に救いようがないというか、胸くそが悪くなる。ホラー映画の多くは、殺される側にも非があるというか、あまりにもアホすぎて、そりゃあんた殺されるよ、と言いたくなるのだが、この映画で犠牲者となる若者たちにはこれといった欠点は見あたらない。

それなのに、何故か女ライダーに目を付けられ、ヒューイット家の屋敷に連れ込まれ、これでもかというくらいの残忍な目に遭わされる。とにかく見ていて不愉快!

しかし、目が離せないから憎らしい。いけず!

しかも、話の内容としては「テキサス・チェーンソー」がこの後に続くと分かっているから、ヒューイット一家を主人公が全滅させることができないと分かった上で見なければならない。本当に歯がゆい。

でも、目が離せない。うまいよなあ、チクショー。

身内の足までチェーンソーで切り落としちゃうヒューイット一家。もう意味分からん。アメリカ、恐すぎ。テキサスなんて絶対行かないぞ!