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ROOM-H6 快楽殺人者の物語

快楽殺人者の物語。

最初に自らの彼女を自己中心的な理由で絞殺、15年の禁固刑を受けるが、どういうわけだか知らないが出所する頃には殺人鬼としての血が目覚めていた。

刑務所ってなんだっけ。

快楽殺人がテーマだけどB級スプラッタにありがちな血飛沫がバシャバシャ飛んだり、臓腑がぼろぼろ零れたりはしない。

軽い気持ちで体を売る売春婦に、神の裁きだと体を拘束して痛みを伴わない嫌がらせを行い続ける。この間飲食は被害者、或いは加害者の尿のみ。

んで空腹と長期の拘束により身も心も荒んで生きることを放棄した所で神からの恩赦とでも言うかのように絶命させる。

この際にチェーンソーで四肢から、それから各関節と、作中では語られないが(彼女を13の欠片に分けるという説明はある)おそらく胴体を4分割程度にして徐々に殺していくっちゅー結構嫌な感じの殺し方。

スプラッタと言えるのはこの解体シーンのみだけどそれも総合して1分にも満たない。元々スプラッターを期待して見るような映画ではないけど。

この映画、パッケージを手にとったときR指定どころかR-15すら無かった気がするけど、女性のヘアまでは見せているので年齢指定すべきだったのではなかろうか。

女性器が映りかねないシーンだけはしっかりモザイク処理されていたが。そのワンシーンだけ中途半端にモザイクするもんだから違和感大爆発。

「なんだこのオチは・・・」みたいな終わり方だったけど、なんだかんだで物語の終わりとしては綺麗に片付いた感じだったので概ね満足。