目覚めたら一人で、誰もいない街を彷徨って、そしたらウィルスに感染して凶暴化した人間達に追いかけられて…という、結構見慣れたストーリーなんですけど、
「状況把握できてないけどとりあえず目の前に転がってる食料は確保しながら歩」かす事で主人公のサバイバルの才能というか、こいつはあとあとめちゃめちゃ強くなるんですけど、その事の言い訳が序盤で出来ている気がしますし、他にも観てもらったら分かりますけど公衆電話の受話器がブラブラするところなんか撮り方が良くて、ウマイなあという感じでした。
最近の“素早く動くゾンビ”像を確立させた作品らしいですけど、その辺はあまり重要じゃないですね。ゾンビものが観たくて借りたら後悔すると思います。敢えてテーマ性を求めるなら「人間てコワい生き物だぜ」って事になるんでしょうけど、その辺も実は重要じゃないように思います。
要はストーリどうこうじゃないんですよコレも。映像のカッコ良さを楽しむ映画です。
軍人たちと合流して、モメて、クライマックスに突入すると雨が降り出すんですけどそこからは特にスピーディーでカッコ良いですね。
この雨の映り方というか、こういうのはどうやってやってるんですかね。凄く好きなんですよ。
私の観たDVDにはエンディングが2つ収録されていて、ハッピーエンドと、もう1つは主人公が死んで「まだまだ戦いは続く」的な感じなんですけど、これも編集とか映像の良さでいったら断然前者のハッピーエンドの方が良いです。
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