ノンフィクション記録映画仕立ての作品は、「ブレアウィッチ」で懲りているけれども、アメリカで相当ヒットしていると言うから当時は期待して見に行きました。
公開初日だったからかもしれないけれど、ホラー映画にしては結構お客さんが入っていた。
いつもの感じで30分前に行ったら、もう前3列しか空いてなくてびっくらこいた。期待が高まる。
近年は、やたらとBGMが大きくて、それに驚かされたり、あるいはやたらとグロい映像を見せてインパクトを強くしようとする傾向があって、古き良きホラー映画を愛する私としてはまったくもって遺憾であります。
「パラノーマル・アクティビティ」は、記録映画の体をなしているから、余計なBGMがなくて非常にシンプルな作り。家の中で超常現象が起きるというのも、あり得そうだからこそ恐い。
が、やっぱりね、
「ブレアウィッチ」のときもそうだけれど、悪魔が取り憑いているって言われても、
日本人のオイラにゃ、何も恐くない。エロイムエッサイムエロイムエッサイム、さあ、バランガバランガ・・・の悪魔くん? みたいな。残された足跡が三本指だった段階で、もうガクーですわ。
あれが人間の足跡だったら、多分、もう夜中に一人でトイレ行けなくなってたね。
まあ、映画館で見たのでそれなりに迫力もあったし、ほどほどには楽しめた。でも、家でDVDで見たらしょぼいだろうなあ。ホラー映画マニアとしては見ないわけにはいかなかったけれども、でも、多分もう二度とは見ないかな。
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