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スターシップ・トゥルーパーズ 2 ちぎったりブチまけたりのエログロホラー

ある惑星に取り残された小隊は宇宙昆虫軍団に囲まれながらも前哨基地に立て篭もり救援を待つ事に。そこへ虫達の包囲網を掻い潜り、他所で生き残った者たちが避難して来るが……彼らは新種のバグに頭の中を寄生されて侵略者の言う事を聞くようになってました、ってお金かかんない話です今回は。

前作みたいなスペクタクルなシーンを見せる事が出来ない続編で、バーホーベンの血みどろ戦争映画から初監督フィル・ティペットが受け継いだのは「女の裸とスプラッター+閉所サスペンス」意外にもダイナメーション風味の怪物ホラーという体裁ではなく、気持ちの悪い虫とか人間とかを、ちぎったりブチまけたりのエログロホラーをやってました…ぐちゃぐちゃでゲロゲロです、裸のおねいちゃんが血まみれでブイブイやってるし、大局的な展開が当たり前の様に「エイリアン2」な所はまるでエンパイヤピクチャーズ作品。

考えを切り替えて観といて良かったっす、あんまりがっかりしないで済みました。

実は低予算だとは聞いていたので、バグ・ウォーリアの襲撃と駆除の快感は無いものと思ってましたが、監督にしてみればここが正念場とでも思って自腹でも切ったか、ハタマタ心優しきボランティア達の志しか、結構見せ場CGを随所に盛り込んでくれてます、でも主要な展開は先に挙げた通りなんですけど。

残念ながらハリーハウンゼン風お楽しみクリーチャーなんて出てきません、やってくれると思ったんだけどねぇ。まあしょうがないか、仕事だからね。