デス・ルーム B級感満載

日本人が出てるのに日本未公開が納得のエロ・サスペンスです。

なぜわざわざ映画スタジオの見学ツアーで、元々こういう映画があって、その映画と同じようにしようという回りくどい設定にしているのかはよくわかりません。

そういう映画があったような気もするけど・・・、たぶん架空だと思うんだよなぁ。

基本的には集まった6人の内4つの恐怖体験(夫婦で一個、カップルで1個の計算)をオムニバス形式でやる感じです。

どれもグロいんだけど、どれもしょうもない(笑)。

もうB級感満載です。

特に一個目の豊胸手術で胸の中に変な生物を入れられちゃって吸血おっぱいになる話は最強にB級でした。

2つ目の話の舞台が日本で、杉本彩が婦人警官をしているのがたまらなかったけど、特に彼女のお色気シーンはなかったから残念です。

外国の人からしたら、日本の墓地って異様な雰囲気なんだろうなぁ。

3つ目の映画監督の話は正直普通すぎて怖さを感じず。4つ目の母親のお腹の中にいた時に、腸の中にサナダ虫がいて、その虫と双子みたいに意思疎通できちゃう女の人の話は、一番気持ち悪くて好きでした。

最後に両親(母は継母だけど)を毒殺した横でお菓子をむしゃむしゃ食べる少女の姿は最高でした。

オチはちょっと意外というか、ここまで深く考えていなかったので、そういうことねと納得しました。

くだらない映画なんだけど、最初のシーンが実は物凄く重要で、そういった小粋なことをしてる辺りがB級っぽくて大好きです。