五人の若者が田舎の山小屋で休日を過ごそうとすると、山小屋には謎の地下室があって、古い日記を読んだらゾンビが蘇って次々と殺されてゆく。
という、まさにド定番な死霊のはらわたみたいな話が、後半、驚きの超絶展開をみせるホラー映画の野心作。
正確にいえば、ネタの半分は最初っからバレている状態で始まります。
謎の会社が、薬やらガスやらを使って若者たちの行動をコントロールしているのです。
怪しげなガソリンスタンドのジジィも仲間だったりします。
この会社が、いったい何のためにこんなことをしているのか?が映画を引っ張る大きな謎となるわけです。
この謎が最後に判明するんですけど、これがバカバカしいぐらいスケールがデカくて、まさかちっぽけな山小屋から始まった話がこんなラストを迎えることになろうとは、想像だにしませんでした。
観ている途中で、なんとなく「まさか・・・」とは思ったんですけど(けっこうヒントが語られるので)本当にそのまさかだったので、あまりにもストレートすぎてビックリ仰天です。
クライマックスに、エイリアンにも勝ったあの人が出てきたのは一番のショックポイントでしたね。マジで!
よく出演したなあと思っちゃいました。暇だったのかな!
あと、主役級でマイティソーが出ていますけど、短髪だとパワーが出ないのか、ゾンビにやられ放題でした。いつ、ソーに変身するのかとソワソワしちゃったのに!製作・脚本が「アベンジャーズ」の人だから、きっとスーパーヒーローがゾンビ倒す映画なんじゃないかと思っ・・・てはいなかったけれども。
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