かつて人類を脅かしたヴァンパイアだったが、教会が生み出した人間兵器のプリーストたちの活躍によって、そのほとんどが駆逐された世界。
プリーストの中でも最強であったポール・ベタニーの兄夫婦がヴァンパイアに襲われ、姪がさらわれたことを知ったベタニーは、教会の裁定を無視してシティを飛びだし捜索を開始する。
なんといっても、主役のプリーストが終始、活躍してそうでしていないのが気になりますねえ。
強いのかどうか、よく分かりません。
ヴァンパイアや感染者と戦う場面はありますが、どれも弱い部類だと自分で言っちゃうほどの相手なので、その強さを測るには相手が役不足。
やっとこさ、敵の大将であるブラックハット(カール・アーバン)との戦いになるのですが、ほとんどやられっぱなしです。
結局、最後を決めるのもマギーQだったりするし・・・。
大体にして、ポール・ベタニー自体があんまり強そうには見えないルックスなのが問題です。
カール・アーバンには逆立ちしても敵いそうにありません。
とは言うものの、良い点も色々あります。
まず、意外とCGとかの出来が悪くないので、ショボさを感じません。
シティーや街での絵づらには重厚感があるし、荒廃した砂漠も巨大な像がたっていたりして、世界感の表現に工夫がみられて良いと思いました。
あと、小道具も良いですね。プリーストの使用する武器とか。
ソーラーパネルで充電するバイクもツボにハマリました。
電気が原動力なのにニトロ搭載とか、なんだかよく分からないけれど最高ですね。
尺も90分弱と、肩こらずに非常に観やすいです。
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