アンダーワールド 全編が夜ばっかり

ヴァンパイアとライカンスロープの戦いを描く、ケイト・ベッキンセール主演のアクションホラー。

ブルーレイのパッケージにはゴシック・サイバーアクションと書かれていますが、ゴシック調なのは合っているけど、サイバーなんて全然出てこないと思います。

全編が夜ばっかりなので、画面はもとより雰囲気も非常に暗い感じです。

同じく女優が主演のアクションホラーシリーズにミラ・ジョボビッチの「バイオハザード」がありますが、あれよりもっと陰性なテイスト。

「バイオ」より日本製ゲームという下地が無いぶん、取っ付きにくいかもしれませんが、お話は比較的分かりやすいし、もっと格調高く感じます。

やっていることはほとんど代わり映えしないですけど。

それにしても洋画って、吸血鬼と狼男が戦うの多いですねえ。

「ヴァン・ヘルシング」とか「トワイライト」とか・・・

よっぽど両種族は仲が悪いんですなあ。

古典的モンスター同士、バトルの相性がいいんでしょうか。

ブルーレイ版の画質・音質は悪くないですね。

とにかく暗い場面が多いですが、それほど見難くはないし、クリアに感じます。

音も迫力あります。銃撃音やライカンの咆哮、壁をぶち壊す音等、音量あげていると住宅地ではヤバイです。汗

ケイト・ベッキンセールは、この映画によって監督のレン・ワインズマンと結婚しました。(当時の彼氏もこの映画に出ているのに別れちゃった)

シリーズが何作か続いてるみたいなのでそっちも見てみたいかも。

続編と合わせて観ると新たな魅力発見、というパターンもありますしね。