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シャイニング 今でも洗髪とホテル投宿が怖くてたまらない

あの映画史上に燦然と輝く傑作2001年宇宙の旅の監督スタンリーキューブリック監督のホラー映画と聞いて、学生時代見に行った映画です。1980年公開の映画で、今から34年も前に見ただけなのに、今でも脳裏に焼き付いています。本当に怖い映画です。私はたくさんのホラー映画を見てきましたが、シャイニングこそベストオブホラーといって間違いない、史上最高最恐のホラー映画だと断言します。

舞台は、山上の冬季の間は閉館されるホテルです。小説家志望の主人公は、名優ジャックニコルソンが演じています。主人公が妻と子どもと3人で、管理人として住み込むますが、このホテルは、管理人が冬季の間、外界と隔絶されるホテル生活に気が狂って、家族を斧で惨殺した後、自分も自殺するといういわくつきのホテルでした。もう、設定から、これから何が起こるのか、予見されて、怖過ぎます。冬季の間は隔絶、惨殺事件のあったいわくつきのホテルが、薄幸の陰のある主人公の妻を暗示し、たまらなく怖いです。

そして、作中の舞台のホテルがムチャクチャ怖いです。豪華絢爛そのもののホテルですが、主人公の息子は霊的能力があり、いろいろなものが見えるのです。浴槽では殺された女の死体が、ホテルの部屋の通路には、殺された子どもが、少年には見えるのです。これがたまらなく怖く、34年経った今でも、私はときどき夢に出ます。また、出張などで一人でホテルに投宿した際、ホテルの部屋に入るときに、長い通路だったりすると、今にもシャイニングに出てきた子どもが出て来ないかと真っ青になります。

さらに怖いのは、洗髪しているときです。目をつぶっているときに、後ろにあの女の霊がいないかと、どきどきしながら洗髪しています。

ここまで影響力のあるホラー映画は後にも先にも私は知りません。英ロンドン王立大学の研究チームの研究でも、これまでで最も怖いホラー映画にシャイニングを選出したそうです。

本当に怖いです。心の弱い人は見ないほうが良いと思います。