イデウォン殺人事件 本当にあった韓国のホラー

韓国の繁華街のイデウォンのハンバーガーショップで起こった事件である。

このお店ののトイレで、男子大学生が首を7回、胸を2回刺されて死亡する。

容疑者はピアソン(チャン グンソク)でCID(アメリカ陸軍犯罪捜査司令部) が身柄を確保した男ともう一人の男の父親に付き添われて出頭したアレックスである。

検察の取り調べに対して、それぞれに殺したのは自分でなく相手の男だと供述する。

それぞれの供述には大きな違いがある。アレックスは曖昧だがピアソンの供述は具体的で信憑性が高い。しかしながらピアソンにも十分に疑わしいところが多々ある。

検察はCIDの結論を覆し、アレックスは殺人罪で起訴されてしまう。またピアソンも凶器を所持していた事と証拠を隠した事により起訴される。

そして裁判が始まるとアレックスの証言に矛盾が出て来る。それからアレックスの友人が証言台に立ち、アレックスから男の首を刺したと聞いた証言する。

この事でアレックスに無期懲役刑の判決が下されてしまう。

またピアソンの方は1年から1年半の懲役刑が下されるが、上告したアレックスは証拠不十分で無罪判決を受ける。またピアソンもまた恩赦により釈放されるので、結局はこの事件は犯人がみつからないまま迷宮入りとなる。

韓国で本当にあった殺人事件で、この怪しい容疑者役をわれらが韓国の大スターチャン グンソクが演じている。彼のキャラクターとしては中々珍しい役どころでもあり、かなり見応えはあるかと思える。