私が初めて見たジェイソンシリーズの作品なのですが、まさか舞台は宇宙だとは夢にも思わず少しビックリしてしまいました。
どう考えても滅亡した地球のクリスタルレイク研究所にやってきた人々が、冷凍保存されていたジェイソンと研究員ローズを見つけ、自らの宇宙船に運ぶという始まり方でした。
宇宙船で目覚めたローズはジェイソンの持つ危険性を分かっていて、ジェイソンを研究するのはダメだと宇宙船の船員たちに訴えかけるのですが、聞く耳を持たれませんでした。そうしてジェイソンが復活し、次々と船員たちを殺害していきます。中には銃を持った特殊部隊もいたのですが、ジェイソンには敵いません。その譲許を打破したのが、船員の一人が作ったアンドロイドでした。
宇宙設定なのでアンドロイドが普通に存在していて、ジェイソンを倒していて、アンドロイドってすごいと思いました。しかしそうは問屋が卸しません。ジェイソンはメタルジェイソンにパワーアップして復活したのです。
メタルジェイソンって何と見たときは思いました。全身がメタル化したジェイソンはかなり強く、アンドロイドをものともしていませんでした。
ジェイソンって一体どんな存在なんだろうとこの作品を見て強く思いました。最初はただの人間らしくて、そこから段々と怪物じみていったみたいなのですが、もしかしたらジェイソンを生み出した人もよく分かっていないのかもしれません。
宇宙船という逃げ場のない閉ざされた空間を舞台にしていたので、緊迫感と恐怖感が常にあり、ジェイソンがパワーアップするという設定もありましたが、なかなかに楽しめた作品でした。
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