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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記 旧作のジリジリとした緊張感が失われてしまってる

リメイク作品は、がっかりする事が多いが、これはまぁ及第点。

旧作のファンも悪しざまに貶す事は無いと思う。

ストーリーは前半はほぼ旧作通り。

同じシチュエーションで同じ台詞を言ったり、旧作への敬意を感じさせる。

だが、中盤からは、かなり違った展開になって旧作を鑑賞済みのファンも飽きないつくりになっている。

一番の変更点は旧作では、ただ怯えてるだけだったバーバラが闘う女性に変更された事。

クソの役にも立たなかったLv1のあそびにん風だった旧作に比べて、今作はLv80のせんし風。

エイリアン2にモロ影響受けまくって(メイキングで監督も発言)、作中のパーティメンバーの中で間違いなく最強。

演じるパトリシア・トールマンはジェイミー・リー・カーティスを思わせる馬面系。

彼女がメガネを失い、破れてスリットみたいに裂けたスカートをズボンに履き替え、(何故か)上着を脱いでタンクトップ姿になると。

…アラ不思議、エレン・リプリーのコスプレでござ〜い。

おまけに、ビーチクスケスーケで男性視聴者のハートもゲット!

これも、特定の主役が居なかった旧作(前半はバーバラが主役だが、中盤から密室劇になって、特定の主役は居なくなる)と違い、今作はハッキリとバーバラが主役の為。

それに伴って、他の登場人物も、皆、一様に自己主張が強くなり(特に他の二人の女性)、うるさいったら、ありゃしない。

しかし、自己主張が強くなった分、キャラクタが平板化して、旧作のジリジリとした緊張感が失われてしまってるのは残念なところ。