中盤の犯人探しをしている所が、スプラッタ映画的には少し冗長な感じもしたけど、適宜入るホラー映画の蘊蓄でテンポが損なわれてないのは流石(ちょっと言い過ぎのような気がしなくもない)
学園物でもあるので、主要の俳優達も若く、当時は感情移入がしやすかったのも良かった。
ラストは、当時も今もそんなに納得はしてないんだけど、別にスプラッタ映画に、そんなに見事な犯人当てを望んでないから、充分、満足(あんまりこねくり回すと、拷問こじつけ映画「SAW」になっちゃうし)
…しかし、当時は、この人達、これから売れていくんだろうなと思ってた若い俳優が結構、微妙だったりで、少し寂しい。
主人公の彼氏のジョニー・デップ似の男も、成宮寛貴にクリソツの主人公の友達の彼氏も、ホラー映画オタクの子も、正直、これ以後パッとしない。
女優陣は、この後、ビッチ人生をかなぐり捨てて、清純派役で復帰したドリュー、『あの』マンソンの元婚約者ローズ・マッゴーワンは売れてるとは思うけど、、主役のネーヴ・キャンベルは微妙。
某奇妙な先生はネーヴ・キャンベルが好きらしいけど、自分は「ワイルドシングス」までは、可愛いと思ってたけど、それ以後は、急速にポリゴンで出来てるみたいに角ばってきた顔が、ノーサンキューです。
脚本のケヴィン・ウィリアムスンも、当時はすごくもてはやされてたけど、「鬼教師ミセス・ティングル」以後は小じんまりと…。
結局、通過点だったはずがピークだったわけで、そう思うと複雑な気持ちになる。
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