13日の金曜日 PART8 もう無差別殺人鬼とは呼ばせません

おなじみの殺人鬼シリーズ第8弾、ニューヨーク編です。

始まってまもなく、いつもの通りジェイソンが復活します。なんか電気が走ったのが原因らしいですが、僕ももう大人の男なので深く追求しません。

ニューヨーク行きの客船の中での殺戮が第1部となります。普段と違う舞台ですが、特に違和感はありません。

ただ殺し方がゆるいというか、首を締めたり海に突き落としたりというのはどうかと思いました。

ジェイソンはもっとできる奴のはずです。それ以外はとても良いだけに残念です。

遂にニューヨークに到着しました!結構長かったようですが、本番はここからのはずです。

ところが、ここからジェイソンは正義のヒーローとなります。

ヒロインが暴漢に薬漬けにされ強姦されそうになると、期待通り暴漢をやっつけます。さらに第1部で海に落とされ助かった黒人がジェイソンとボクシングを始めても、まったくの無抵抗です。

さらに他の民間人にはまったく手を出しません。たまに素顔を見せたりと、すっかりニューヨーク見物を楽しんでいるようすです。もう無差別殺人鬼とは呼ばせません。

気がついたら下水道で有害廃棄物に飲み込まれてしまいました!しかし「悪魔の毒々モンスター」では、へっぽこが有害廃棄物で逞しいモンスターへと変身しました。バイオジェイソンとして、いよいよニューヨーカーを皆殺しでしょうか。

…しかし、なぜかパンツ一丁の子供になってしまいましたとさ。

まあ、なかなか面白かったです。しかし次回作のことを考えずに逃げてしまった感がありますね。