スピーシーズ3 禁断の種 監督は良く頑張った

エログロSFホラーの第3弾です。

前作の直後から始まります。レギュラーだったナターシャさんはすぐ死んでしまいます…。しかし新たな子孫を出産。これが今作のメインとなります。

しかし、この子孫がなかなか成長しない。話はなんだか落ち着いた雰囲気で、淡々と進んでいきます。

ようやく大人の体になっても、前作までのように男を次々に襲ったりしません。やたらとえり好みをするのです。しかも感情が無いという設定のため、常に無表情。

そう、前作までのアバズレエイリアンと違って、今回はツンデレエイリアンだったのです!なんとなく主人公に惹かれているような描写もあり、クライマックスでは命を助けたりします。

…ところが後半、ついにとんでもないアバズレエイリアンが、オープンカーに爆音のカーステで颯爽と登場しました!

登場後、すぐにスタンドの好色オヤジを血祭りです。明らかにドSな風貌で、今後の展開を期待してしまいます。女エイリアン同士の激しいバトルは見られるのでしょうか!

しかし、クライマックスは実にしょんぼりしたものでした…。

実はこの映画、ビデオ発売のために企画されたものであり、予算も前作のなんと8分の1程度なんだそうです!これではここまでが限界でしょう。(ちなみに日本では劇場公開されたそうです。)

終盤に盛り上がらないことを除けば、そんなに悪い出来ではありません。残酷シーンも気合が入ってるし、おっぱいも結構沢山出てきます。監督は良く頑張ったと言えます。