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口裂け女 都市伝説を題材にしたホラー映画

佐藤江梨子と加藤晴彦が主演の、昔懐かしい都市伝説を題材にしたホラー映画です。

冒頭、口裂け女が震度3くらいの地震とともにゾンビのように復活します。これは意外でした。どうもジェイソンのような扱いみたいです。

気が付くと、加藤晴彦が口裂け女にハサミで刺されそうになっています。別に死んでも構わないのですが、佐藤江梨子が気を利かせて口裂け女をナイフで刺します。すると口裂け女が倒れて、どこかの主婦になってしまいました。サトエリは人殺しです!

しかし、サトエリはこの後、この件に関して罪に問われることはありません。何食わぬ顔で映画の最後まで活躍します。納得できませんが、日本の警察及び司法の現状を風刺しているのでしょう。

口裂け女は子持ちの主婦に乗り移ることができるようです。これって13日の金曜日パート9のジェイソンみたいです。やっぱり意識しているのでしょうか。

この後、口裂け女は子供を平気で惨殺したりします。これは冒頭からのユルさを忘れるほどの衝撃です。ハリウッドでは考えられません!

さらに衝撃の事実が明かされます。(ここからはネタをすべて明かしますので注意!)

実は口裂け女は加藤晴彦のお袋でした。しかも晴彦はその母親を殺しています。晴彦も人殺しでした!なにもかも晴彦のせいでした。しかも最後には母親の首を切断してしまいます。

なんかユルくて強引な部分と、結構凄惨で迫力あるシーンとが同居していて評価が難しいですね。でも邦画ホラーとしては結構怖い方じゃないんでしょうか。