フランス産の、実話を元にしたサスペンス・スリラー映画です。
ストーリーは非常にシンプルで、林の中の大きな家に住む若い夫婦が正体不明の集団に襲われるというだけのものです。
映画の終盤までその正体は明かされませんが、明らかに殺意を持っているようです。
さて、その正体はいったい誰でしょうか?
宇宙人?
DVDボックスを発売した矢追純一監修でも、シャマラン監督作品でもありません。
ゾンビ?
奴等はもっとヨロヨロしてア〜ア〜言ってるでしょう。
そんな夢のある想像をしながら見ていると、終盤では愕然とすること間違いなしです。
正体が判明した瞬間、まったく別の種類の映画になってしまうというのもすごいですね。
ここがこの映画の評価を分けることになるでしょう。
とはいえ、それまでは非常に緊迫した演出のスリラーを存分に味わうことができました。
決して派手ではないのですが、追い詰められる瞬間を疑似体験する感じです。
特に音による演出が秀逸なため、ヘッドホンをして大きめな音で見ると何倍も楽しめると思います。
そして、最も恐ろしいのは、これは決して他人事ではないという点です。
最初に書いたとおり実話が元になっているため、現実にも十分起こりうることだからです。
ある日突然、問答無用に集団が自宅を襲い、理由も分からぬまま殺されてしまう、ということを想像すると、見終わった後もゾッとします。
純粋なホラーではないと思う方も居るかもしれませんが、純粋な恐怖を実にシンプルに描いてはいる映画だとは言えると思います。
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