観た事なくても、話はみんな知っているタイプの映画の代表作です。
「いじめられっこの超能力者が騙されてブタを血を浴びせられ、ブチ切れてみんなを皆殺しにする」話なんだろうな、という認識でしたが、まったくそのまま、少しも揺るがない内容に、逆にビックリしました。
あと、ラストのビックリシーン!
そうか、これってキャリーのシーンだったっけ!と、なんだか得した気持ちになりました。
この映画をいまさら語っても、みんな同じ話をするだけになるので手短に書きますが、やっぱり主人公のルックスが凄い。
ザ・キャリー。
シャーロック・ホームズはジェレミー・ブレット、裸の大将は芦屋雁之助、そしてキャリーはシシー・スペイセク、これ一択です。
血塗れになって遂に「完全版」になるあたり、この映画のために生まれてきたとしか思えないほど完璧なのです。
あと、クライマックスの超能力暴走シーン。
デ・パルマ以外にはこんな風に絶対しないようなユニークなスタイルで、ここだけ何度も観たくなります。
イメージではもっと残酷だと思っていたら、意外にそうでもなかったのですが、でも強烈なのは間違いありません。
らしいと言えば、冒頭のシャワーシーン。
この映画には裸がそんなに必要?と思うのですが、物凄く時間を使ってネットリと描きます。
どうでもいいところで面白かったのが、いじめっこの一人がマリオのコスプレみたいな格好で登場し、その後赤い帽子だけは何があっても脱がないところです。
彼女が登場するたび、心の中で「スーパーマリオ登場」と思ってました。
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