記念日ホラーの1つ「血のバレンタイン」のリメイクです。
この映画の殺人鬼はバレンタインを自分の縄張りに選択したようです。
格好はガスマスク姿、武器もツルハシと、他の先輩(ハロウィンとかいけにえとか金曜日)とカブらないよう、十分気を使った結果となっています。
「バレンタインに寂しい思いをしているボンクラ達!オラに力を分けてくれ!」
とばかりに、血塗れの「チョコレイトディスコ」を元気に朝まで開催するわけです。
オリジナルの「血のバレンタイン」は未見ですが、この映画はとにかく「王道スラッシャー」な展開で、余分なものは何もない潔い内容となっています。
一応「犯人は誰だ?」という要素もあるにはありますが、基本的には殺人鬼が力強い殺害シーンを程よいテンポで披露するのが中心です。
あざといながらもちゃんとビックリさせてくれるし、ハラハラさせてくれるので、最後まで飽きません。
3D映画として公開されたため、ここは本来飛び出すんだろうな〜というシーンが多いのもご愛嬌です。
残念なのは、僕はレンタルで見たので完全版ではなかったことです。
明らかに丸々カットされているシーンがありました。
オリジナルの「血のバレンタイン」も、かなり見所がカットされて公開されたようですが、ここまでリメイクしなくても・・・と思いました。
まあ、販売用DVDには収録されているわけなので、見たければ買え!ということでしょう。
オリジナルの完全版も発売されるといいんですけどね。
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