始まってすぐに女の人が自分の腹に埋め込まれたカッターの刃を抉り出すシーンがあります。これは見ていて痛々しいですね!「SAW」でも似たシーンがありましたが、勝るとも劣らない緊迫感があります。これは期待できそうです。
ところがこの件が終わると、途端に「無人島0円生活」みたいな展開になります。主役の女性を監禁して、鍋を洗わせたり野菜を育てさせたりする「監禁王子」な男が登場して、やたらとエラそうな態度を取ります。
女性の自由を力ずくで奪っておいて得意気になるような男は、アフリカ人にマチューテでバラバラにされれば良いと思うのですが、アフリカ人もマチューテも爆撃用ヘリも一向に登場しないため随分ヤキモキさせられます。
しばらくすると別の女が連れてこられるのですが、コイツがギャーギャー泣き喚いて本当にうるさいので、見ている方もウンザリ、近くの時計や雑誌にばかり目が行くようになってしまいます。すぐに舌を引っこ抜かれるので、ここはしばらくの辛抱です。
とにかくこの先どうなるのか、という興味だけでじっと我慢して見ていると、監禁王子があっけなく倒され、ついに主役女が自由になります。
不意に現れたボロ家を覗くと、女の娘がいました。女は必死にドアをこじ開けようとします。しかし、そのことにより何かの仕掛けが作動してしまいます!女危うし!
BAAAANG!
…気が付いたら話の途中で映画が終わってしまいました。多分、資金かヤル気がここで無くなってしまったのでしょう。
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