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13日の金曜日 PART6 やる気が見られません

恒例の殺人鬼シリーズ第6弾です。

すでに土の下で腐乱死体と化したジェイソン。生き返らせるのは至難の業です。どう復活させるかでずいぶん悩んだことと思われます。

で、結局雷に打たれて復活してしまいます。人造人間とかならまだ分かりますが、ただの腐乱死体です。いくら大槻教授でも、プラズマで死人が蘇るとは言わないでしょう。変な新興宗教とかで真似しなければ良いのですが。

スタッフもこれはあんまりだと思ったのでしょう。その後すかさず007のパロディが挿入されます。唐突で思わず笑ってしまいました。何か文句を言おうと思った人をどうでもいい気分にしてしまうには、最高の方法でしょう。

以上でこの映画の見所は終了です。

思えば、子供の頃からパート6だけは嫌いでした。オッパイも出ない。殺し方もパワフルなだけでつまらない。子供は殺さない。短いのに眠くなる。その印象は今見てもまったく変わりませんでした。

クライマックスも、ジェイソンが水が苦手だと知っていればまだいいのかもしれませんが、あまりにあっさり倒しすぎです。次回作では簡単に復活できるように配慮したのでしょう。

とにかくこの映画はジェイソンを復活させるためだけに存在しています。バカが死んだり首が飛んだりしますが、恒例だから一応やったという感じで、やる気が見られません。

子供がたくさん出てきたりして、ファミリー映画を狙ったんでしょうか?どうせなら、最後に子供と一緒にジェイソンがタップダンスでも踊れば良かったのかもしれません。