ゴースト・シップ 美男美女がいっぱい

B級ホラーらしいですが、目を背けたくなる衝撃的なシーン満載の映画です。

冒頭の客船でのパーティーは本当に勘弁して欲しいくらい、えげつないシーンで失神モノです。観た誰もがドン引きした筈です。実際に可能かどうか「怪しいじゃん」と思ったものの、映像のリアルさやショッキングなことはこの上ないので子供とは絶対に見ないほうがいいです。

ストーリー的には行方不明の豪華客船を探す賞金稼ぎチームが、霊魂を集めようとしている悪魔にはめられて幽霊船と化した豪華客船の中で次々と犠牲に・・・みたいな感じです。この救いようのない残忍な映画の唯一の長所は、美男美女が多いということでしょうか。良い人悪い人かまわずお顔がよろしいので、誰か死んじゃうたびに「もったいない、まだ観ていたかったのに」と残念な思いでいっぱいでした。物語の鍵を握る少女も怖いくらい綺麗だし、当の悪魔もめちゃめちゃかっこいい。さらにどうでもいい脇役もイケメンで、けっこう最後まで頑張ってくれて意外でしたが萌えることができました。

肝心の衝撃シーンは多々ありますが、イチオシはやはり缶詰を食べる場面でしょうか。美味しいねとモグモグ食べてたらじつは「ビーンズ動いてました」みたいな。女子3人で観ていましたが皆絶叫しました。あとは殺戮シーン回想で美女シンガーが痛〜い死に方したり、発情した賞金稼ぎのアッサリとした死に様とか、とにかくいろんな意味で驚きっ放しでした。プールのシーンもひきつります。すごく悪趣味な映画と思いますが、なかなかヒネリが効いてて見ごたえは充分と思います。