インビジブル2 2ってつく作品に面白いものがないとわからせてくれる作品

『インビジブル2』は前作から6年後の2006年に日本で公開されました。米国では劇場未公開の作品になります。

透明人間の細かい描写や心理状態が面白かった、インビジブルの続編です。

前作では、「皮膚→筋肉→骨格→透明人間」の課程の描写と天才科学者であるセバスチャンが透明人間になる過程で精神が侵されて性格が歪んでいく過程が面白かった前作品ですが今回は、一切そういった描写がなく、最初から透明人間です(笑)その透明人間がわけもわからないまま人を殺して逃げます(笑)

前回はセバスチャンはまともでしたがこの透明人間である軍の最強兵士であるマイケル・グリフィンは最初から狂暴です(笑)そんな彼が軍に緩和剤をもらえなかったのでマギーダルトンという科学者のところまで行くという話です。

とにかく言いたいのが、前作と比べ内容が薄い。キャラクターの心情をうまく表現できていない。結局透明人と刑事の追いかけっこに終始しており、内容が薄い。前作の100分の1の製作費でつくったというが妥当とゆうべきか真剣に見る映画ではないと感じた。なんでこんな駄作作ろうと思ったのか謎ですね。

前作はまだ観れたというのに。

ラスト10分間で刑事も追いつめられて透明化し、グリフィンと戦うところは斬新といえば斬新であるが、みていてハラハラする感じはせず急にふっている雨に違和感を覚えました。

それと個人的には透明人とあろうものがケガをしたら姿を現す、ビデオカメラに映るなど無駄に姿が映る仕様はなんだかなと思います。これが政府の殺戮兵器ですかとw政府の暗殺対象も殺されないよう対策とれるじゃないですか。結局全裸のおとこなわけで(笑)

総論としては、駄作の一言につきます。