【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

フォース・カインド 信じる前提で観ないと間違いなく損します

オラントゥンデ・オスサンミ、2009年の作品。

実際にこういう事があったら怖いとは思う。ただ、一ミリも信じていないので、全く怖くなかった。この映画は100%怖がらせる事に重点を置いているので、怖くないとなると何も観る要素がないので、本当に退屈でした。

そもそも“リアル”というものに拘っているから、ああいう弱い描写のオンパレードになるのかなあと思う。実際の映像と再現映像を同時に見せる手法も、単に“本当に恐ろしい描写”が思い付かないからホームビデオで撮って臨場感を出そうとする演出にしか、どう考えても思えない。

もっと言えば、あの医者の再現映像の役者がなんでミラ・ジョボビッチなんですか?全く似てないですよね?あんまり似てないので、つまらない前置きをミラ・ジョボビッチでなんとか保たそうという意図にしか思えないんですよ。本当そういう変な努力やめてほしいです。

結局、「信じるか信じないかはあなた次第」なんて言っておきながら、信じない側の人間の事なんて全く考えてない。信じない人間は一体この映画の何を観るんだ。対してハマってもいないミラジョボビッチですか?信じる前提で観ないと間違いなく損します。

しかし、宇宙人よ。どうせ襲来するならもっとうまくやったらどうだい。

そしてそんな辺鄙な町には行かず、もっと話題になりそうな大都市とか、もしくは日本の矢追純一宅に行ったらいいのに。真夜中に誘拐しなくても、きっと玄関から入れてくれるよ。