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THE JUON -呪怨 イイ意味で予想外の恐怖

アジア系ホラーのハリウッド・リメイクと言うことで、思いっきりナメてましたイイ意味で予想外の恐怖を味わってしまいました。

東京で福祉を学ぶカレンは、ヨーコの代役として「ある家」の訪問介護を頼まれる。

寝たきりの女性エマの介護を始めると、突然、2階から物音が聞こえてくる・・・

不気味に思いながらも2階へ上がると、奥の部屋の押入れがガムテープで塞がれている。ガムテープを剥がし押入れを開けると、中には青白い顔の少年が閉じ込められていた。

その日から、カレンの恐怖の日々が始まった。

ハリウッド・リメイクといっても、あくまで東京郊外の「あの」家が舞台となって、日本で暮らすアメリカ人に「カヤコ」や「トシオ」の呪いが及んでいくという形を取っています・・・

やっぱり、この作品には、日本特有のあの狭くて暗い家や、和室(畳や押入れ)ってのは欠かせませんからね(笑)

監督に、そのまま清水崇を持ってきたことが大正解で、アメリカにアジアの恐怖をそのまま持ち込んだ構成になってました。そうなんです!それでイイんです!

アメリカのホラーと言えば、ゾンビか殺人鬼といった視覚で味わう恐怖(血がドバ〜って感じで)。そうではなく、日本やアジア特有の、暗闇や沈黙によって作り出される鳥肌の立つような雰囲気・・・あの背筋が凍るような恐怖をそのまま持ち込んだわけですね。

そうそう、どうせリメイクするなら、そのまま監督を連れてくればイイんですよね。

アメリカ人にも、新感覚のホラーって感じでウケたんじゃないでしょうか?