ストーリーものではなく心霊ドキュメント。まあコンビニで売ってるDVD付き心霊本を楽しむ感覚かな。メンツがみんなふざけてるし、素直に恐怖を楽しみたい!という人にはちょっと向かないかも。
ちなみに私は『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズも大好きです。ええガチだと思って観てますよ。素直に怖がりたいじゃん。しかし最近はあのシリーズも、映像は派手になってるけどデジタル処理感が強くなってきちゃったかなぁ。いやガチだと思って観てますよ。
田野辺尚人、ギンティ小林を筆頭にした新耳Gメン&こっくりさんに名付けられた日本人形のはちちゃん。彼らがとある心霊スポットに殴り込みをかけ、心霊映像を撮ることができるのか・・・というのが基本的な流れ。一応心霊映像撮れた!的に煽ってきますが、「うおおおすげえ!」ってなるものは正直一つもなし。
あとは誰もが若い頃にやったはずの肝試しのノリを、どこまで楽しむことができるか。男ばっかりだからバカやってますよ。ギンティ小林がマッパで滝に打たれるシーンで「ちんちんが塩辛みたく縮んでる!」ってので草。四十路のおっさんが恐怖してる映像も妙な味があるなぁ。良い感じに情けなくて。
正直私のように純粋な恐怖を楽しみたい人間にとっては面白い作品とは言い難いのですが、肝試しの時のwktk感は充分伝わってきますよ。あとオーディオコメンタリーは新耳Gメン勢揃いでグダグダ喋ってるんですが、これもバカバカしくて結構楽しめます。映画好きが集まってるから映画ネタも豊富に出てくるしね。
コメントをするには会員登録が必要です