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痴漢ドワーフ 一度観たら忘れられない

犬のぬいぐるみを連れて散歩してる小人さんが若い女の子を持ってる杖でぶん殴って拉致する、といういきなりアレな掴みから物語はスタート。そして流れるオープニング曲は、『Super Roots』の頃のボアダムスを彷彿とさせるアヴァンギャルドな感じ。この曲聴くだけでもこの作品を観る価値は十分にあり。

んでもってこの小人、スカーフェイスのおかんと一緒に女の子を大量に拉致ってはヤク漬けにして売春させてるわけです。

そんな彼らのところにとある新婚夫婦が下宿にやってきました。普通こんな胡散臭い部屋に住みたくないと思うんだけど、デンマークの住宅事情はそこまで切迫してるんでしょうか。勿論新婚だから入居早々セックスしてますが、これもきっちり小人に思い切りピーピングされております。

ところで彼らが下宿してる建物の中でおにゃのこが監禁され思い切り売春が行われてる訳ですが、彼らも「なんかおかしくね?」と思いつつなかなかその真相に気付かないのね。女を買いに来る男達もいい感じにゲスってて素敵です。

んでこの新婚の奥さんも拉致って監禁しちゃったところで、困った旦那が通報したところからドワーフさんの悪行も白日の下に晒されることに。手遅れで奥さん犯されてますが。そして後が無くなったドワーフさんは警察の手を逃れようとするんですが、二階の窓から転落死して物語は終わります。

くだんのドワーフを演じるトロベンさんの表情がとにかく素晴らしいです。眼を向いて狂笑する彼の姿は一度観たら決して忘れることができなくなるはず。